私にとってのホモ
15歳になった頃からか、私はホモに興味を持ち始め気付けば腐女子と呼ばれるものになった。
今年25歳になるので今年度で10周年である、そのため自分の腐女子観念について語ってみようと思う。
きっかけはワンピースを同人誌を小学校二年生の時にブックオフで見てしまったことだとおもう。サンジとゾロができていたのが小2の私には理解不能であった。
理解不能ではあったが心に残るものがあった。
その想いを胸に抱えたまま私は中学生になった。
中学三年生、私は受験勉強を1日7〜10時間しており気が狂いそうになる毎日だった。
当時、リボーンという漫画にハマっており息抜きにYouTubeで検索したらウエスタンショーの動画がでてきた。あの頃からの腐女子であれば知っているだろう。
そこからリンクを辿り、あれよあれよとネットのホモの海に飛び込んでしまった。
衝撃だった。
衝撃だった、そしてハマった。
見事にハマった。
MAD、同人誌、同人用HP、BL小説、pixiv、ニコニコ動画、…親が居ぬ間を盗んで今のパソコンで見漁った。
そしてバレないようにお風呂に自由帳を持ち込んで描き漁った。
幸せな毎日の始まりであった。
インキャだった私は日々愚痴を日記に書き溜め、中学校生活だけで6冊くらいに及んだがそれもなくなるくらい日々の生活、価値観が変わった。
そして愚痴日記ではなくアメブロでBL小説を書き始めた。
これだけはほんとうに死にたい、振り返るたびに死にたくなる。ほんとに。マジ黒歴史。
ハンネは.。゚+柚子姫(ゆずき)。+.゚だった、殺してくれ。マジ死にたい。
でもいい思い出だと思う。多分…。
ちょっとエロい小説書いてた、くそインキャの処女のくせに。はぁ…。
そのままこじらせ高校に上がり、人生初めてのアニメイトに行って人生初めてのホモ本を購入した。あの興奮を今でも忘れられない。
高校を卒業する頃には、埼玉に受験の帰りに電車で初めての乙女ロードに踏み入れて薄い本を書いたおした。
専門では実習が忙しかったがpixivは毎日欠かさず読んだ。
社会人になったらエロ本が爆発的に増えた。財力だ。あと純愛が好きだったが、エロいホモが好きになった。嗜好もすこし大人になった。
こうして振り返るとこんなにも長く続く趣味は他にないと思うし、なんなら腐女子になる前は何が好きだったか思い出せない。
やっぱり自我というものは腐女子になってから芽生えたのだと思う。
最近心を病むことが多かった、pixivでは毎日ホモを読んでるがルーティン化してしまっていたのかもしれない。
こうして文章に起こしてホモについて真剣に考えていたら心が穏やかな時間であった。
忙しい日々ではあるが、今一度ホモへの向き合いかたを考え直したい。
そう、風呂場で隠れてリボーンのキス絵を書いてた、親に隠れて居間でホモMADみてた、あの頃の真剣さを思い出そう。
私にとってのホモとはなんなのか、まだこの未熟な語彙力では言い表せない。
これを機に向き合い、生涯をかけてこの答えを見つけていけたらと思う。